21/6/19

超朝寝坊。瞑想はなし。起きて20分で家を出て、乾杯して、ごはんを食べた。良かった。

紀伊国屋書店に行った。またあの本棚に行って、花村萬月「帝国」の帯を読んだ。静かに狂った花村萬月……気になるけれど、なかを見るとやっぱり読める気がしなかった。

今日はその右に「対になる人」という本を見つけた。こないだはなかった。興味深いあらすじだった。あとがきを読んだらもっと興味深くて、本編を読み始めた。物語がどうでも良くなるくらい、いい文章だった。私はなぜか悔しくてたまらなくなった。これは買うべき本だと思った。

値段は2530円。高いと思う。買えるけど。そこに母が来た。高いよね、って聞いたら、高いね、って言うので、そうね、と思って、買わなかった。買えよ、と昔の自分が言った。本も買えない社会人になるくらいなら死んだほうがマシだろ?死なないけどさ。やなきぶんだね。
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