22/2/5

朝、だらだら寝すぎた。朝の瞑想はすこし。歌舞伎座に行けるのがとても嬉しい。

大物浦、仁左衛門さんが工夫に工夫を重ねていらっしゃることがひしひしと伝わった。恨みはらさでおくべきか、のくだりと、あら嬉しや、心地よやな、の対比が鮮やかだった。あら嬉しや、の前に歌うような小さなお声であらーとおっしゃったのが美しかった。いや、もう、最初から最後まで美しさの極みだった。見ることができて本当に良かった。嬉しかった。

そんな気持ちで外にでたら、友達から連絡が来ていた。西村賢太がどうかしたらしい。検索したら、死去って書いてあった。かなーしくーて、かなしくてー、とてーもやーり、きれーない。

54なんて若すぎる、と思ったけれど、自分の父親は52だか3で死んだ。どっちだったっけ。あのとき私は何歳で、父親は何歳だったか、覚えることができない。またメモを見て確認した。
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